待ち合わせは、19時電気屋がある駅にてとりあえず笑顔で待ち合わせる。そんで、今日は疲れてるしお腹がすいたからと電気屋はまた今度にして、どっか食べに行こうと促し電気屋と逆方向に歩き始める。涙をこらえるのに必死だった。
「どこ行く?何食べる?」と彼。
「うん。何処でもいいよ」と私。
でも、どうしても涙がボロボロ止まらない。(あ~泡で気合入れてきたのに
)
どうしたの?と聞かれ、「・・・うん、、、やっぱり結婚やめたい」
「えっ?! 今更??? 」と困惑顔の彼。
「あのね、あのね、、あたし再発したみたい」
「・・・ホント?」
「じゃ、いつもの店じゃない方がいいね」
ということで入ったことのない、しかもあんまし人も居なくて、それからお店の人も放置してくれそうな店を選んでとりあえずビール。こんな状況でもビールは飲める私であった。もう、涙が止まらずボロボロボロボロ。でも話さなきゃいけないので、再発したからやっぱり結婚は無理。泣いてる私を見て、彼も目が赤くなっていたが、いつも充血してたりしていたので、涙を我慢してるのか充血しているのかはわからなかったが
。
彼、「すぐに入院なんかして、一緒には全然暮らせないの?」
私、「すぐに入院はないと思うし、すぐに悪くなったりもしないと思う」「たぶん、数年はコンナ感じだと思うよ」
彼、「結婚しても一緒に住めないなら無理だけど、そうじゃないなら関係ないと思うよ。人間誰だって、いつどうなるか分からないし」「俺は関係ない。結婚しよ」
そんな会話を小一時間?いや、どれくらい話したかわからないけど、彼に申し訳なくて結婚するなんてありえないと思いながら家路についた。
帰ったら、妹が泣きじゃくっていた(病院からメールで知らせていた)初めにガン宣告を受けたときも、彼女は泣きじゃくっていた。家族も友達も泣いていた。その時、私は勘弁してくれよォォォと心の中で叫んでいた。
泣きたいのは私なのだ。でも、先に泣かれると泣きたくても泣けなくなる。というか、全然大丈夫じゃないのに「大丈夫な振り」をしなくてはならない。とても辛かった。
でも、今回は何だか悪くてそんな風には思えなかった。ついでに私もまた一緒に泣いてしまった。つづく
- 肺転移 骨転移 ステージ4
- 5年生存率 5%(私にとっては100%か0%)

