告知を受けたのは、34歳の夏だった。私の誕生日は秋だから、ギリギリ若年性に入ってしまった。(若年性:35歳以下)といっても、すでに私の右胸のがんちゃんは3cmになるくらいまで成長していたので、恐らく、20代の頃から徐々に育っていたと思われるが。
あの頃、入院中の同世代の子と二人「40歳になれるかなぁ」なんて話してたっけ。60歳なんて夢のまた夢だと思っていた。そんなふうに、悲劇のヒロイン二人組は未来があるわけないと悲観していた。…ら、同室のおばさまから一喝!「あななたたち、何言ってるの!しっかり生きなさい!」と。
あれから9年。私も彼女もしっかり40代に突入
。彼女は、術後しばらくして反対側の胸に再発が見つかり、その後、鎖骨リンパ節にも見つかり、何度か抗がん剤治療を繰り返し、、、ダメかなぁと本人も言っていて、そのうち私は治療もひと段落して病院にも半年に一度しか通わなくなり会わなくなった。
どうしてるかなと思ったけれど、連絡を取ってすでにこの世にいなかったら…などと思うと、怖くて連絡取れなかった。それに、治療も終わっていたのでガンのことなんて忘れていたくて、だんだん、がん友とも疎遠になっていった。
そうしたら、数ヶ月前彼女から突然メールが来た。元気にしてる?って。彼女は、あんなに何度も抗がん剤してはがんちゃんが芽を出しての繰り返しだったのに、今ではどこにもがんちゃんは見当たらず現在、無治療らしい。何て羨ましい!
まぁ、でもよく考えてみたら若年性でも、楽勝で9年は生きてるし、これからも、まだまだ簡単にはくたばりそうにないし私
。
いいってことにしとこ。これからも、ゆる~く共存して好きなことして過ごそうっと。

